「2021年10月」の記事

さくらニュース 21年 10月号 他者の協力を得る

2021年10月8日 / さくらニュース

他者の協力を得る

他人から協力を得る事が出来れば、仕事が楽しくなります。『相手を大切にする』と『相手も自分を大切にする』という協力関係が生まれます。

筆者がOA機器販売会社で営業マネジャーをしていたころ、特約店さんのオーナーや主だった幹部社員に、誕生日にハンカチなどを贈っていました。これはとても喜ばれました。女性営業事務のAさんを通じて、(Aさんのコメント入り手紙で贈りました)それを贈っていましたので、そのAさんあてにも、特約店さんからハンカチのお礼の電話が入りました。ですから、彼女は仕事にも非常にやりがいを感じていたようです。Aさんと特約店さんとのコミュニケーションも非常によくなり、業績にも良い影響がありました。私がそばで電話を聞いていても、電話の内容がいわゆるビジネスライクにならず、いい意味で親しい人と会話している感じなので、Aさんも特約店さんもリラックスし、会話や仕事を楽しんでいる様子でした。

多くの人の誕生日にプレゼントを贈るのは良いことだけど、大変ではないかと思われるかも知れませんが、仕組みを作っておけば簡単です。デパートに依頼し、年に100個程ギフトボックスに入ったハンカチをストックしておきました。Aさんは、各特約店さんのプレゼントを差し上げる方のリストがありますのでので4・5日前になったら、郵送するという「仕組み」を作ったのです。このようにするには、Aさん自身の協力も必要なので、筆者は彼女も大切にしました。Aさん本人の誕生日にはもちろん、私がスポーツソックスやハンカチをプレゼントし、クリスマスにも同様にしました。また、地方に出張の際には簡単なお土産もプレゼントしました。そのような気遣いもあり、協力してもらえた、と思います。Aさんの力は非常に大きかったので、今でも感謝しています。それとは別に、筆者が特約店さんを訪問するときは、特約店さんの事務のOLの方にプレゼントを持参しました。OLの方の力は大きいものです。彼女達を大切にすると、先方内部の情報を教えてくれ、営業に役立つことが多いのです。

例えば、「(競合の)B会社はこのような価格条件を出している」とか、「うちの社長は強気でお宅の製品を値切ったりしているが、本音では、お宅の製品を気に入っている」などという情報を教えてくれます。このように他人を大切にすると、協力者が増えます。そうすると当然のことながら、仕事が楽しくなります。