さくらニュース 16年 7月号 目標達成と計るだけダイエット1 

2016年10月13日 / さくらニュース

ビジネス目標と「計るだけダイエット」1

 

筆者は20年ほど前と数年前の2回、各々3KG・5KGのダイエットを成功させました。2回とも食事を中心にしたダイエットで、20年前は主に野菜と鶏肉中心で、毎日洗面所の壁に貼った体重の折れ線グラフをつけてダイエットに成功しました。数年前は同様にグラフをつけて米飯の量を半分に、一日一食はコンニャク中心にして成功させました。ダイエットを真剣にしたいという方は、この計るだけダイエットをお勧めします。NHKの人気番組「ためしてガッテン」でも勧めていました。体重グラフはこのNHK「試してガッテン」のHPからダウンロード・プリントアウトして利用されるといいと思います。今や無数と言えるほどのダイエット本が出版されていますが、計るだけダイエットが「ためしてガッテン」で取り上げられたのも本当に効果あってのことです。筆者も成功させています。なかなか成功しないダイエットが「計るだけダイエット」でなぜ成功するのかを考えてみます。番組でも私の意見も同じですが、体重グラフを毎日朝晩二回つけると自分の減量目標体重と現状との差を一日二回意識することになります。この体重を意識することがダイエットの大きな原動力になっています。ダイエットに対する意識革命と言ってもいいくらいです。体重を意識することによって、野菜中心・コンニャク中心の食事、など工夫することになる。外食の際は例えば、定食を注文した折にはライスを半分のところに箸で線を入れ、そこまでしか食べない。ラーメンなどは小どんぶりを借りて初めから麺を分け食べる量を少なくして残すなどの工夫をする。あらかじめ、そうしておけば全部食べようとする食欲も薄らぎます。そうした努力や工夫も毎日二回体重計に乗りグラフをつける習慣にしたからです。そうすると「うまくいってる」と思い、成果が出るので目標達成の自信もつきます。このダイエットの成功ポイントは二つあります。第一はなんと言っても一日二回ダイエットを意識することでダイエットを潜在意識化していることです。第二はこれを意識することで生まれる目標達成の工夫です。前述の野菜やコンニャク中心の食材、外食のライスを半分にする。ラーメンの麺を半分にするなどの工夫です。しかしながら、簡単ではないのがそこまで行う意識を高めること、つまり目標達成を本気でやろうとする決意です。ビジネスでは売り上げなどを月単位の目標を毎週・毎日に落とし込み、進捗状況のグラフをつければ本気になります。ただ、一般社員でやる気ある人はそのまま自らやればいいことですので問題なしですが、簡単でないのは上司が部下に指導的に行わせることです。組織にはやる気ある社員とそうではない社員と混在しているのが普通です。その問題解決は次回に具体策を述べますが、上司の方はその組織の解決策を上司自ら考えてみて下さい。

 

 

【ヘのかつば】河童とは関係なかった

 

今ではテレビやマンガの怪獣に押され気味だが、古来より日本人に親しまれてきた想像上の動物が河童。この動物(?)、さすが人気者だけあって、さまざまな伝説があり、中には、「河童の庇をかぐと気が狂う」といった奇抜なものもある。た易いことを「へのかっぱ」というのは、河童の庇が水の中を通ると、臭いが抜けてしまうからという説もあるが、どうもこれは屈理屈くさい。この言葉、河童ファンには気の毒だが「木端の火」が変化したものという見方の信用できる。木端とは木くずのことで木くずにつけた火はすぐ消えてしまう。これならとるに足らぬつまらぬ事を「かっぱのへ」「へのかっぱ」というのも理屈が通る。