さくらニュース 17年 5月号 リーダーシップ

2017年5月8日 / さくらニュース

リーダーシップとは

リーダーシップについていろいろ話はありますが、真の意味やその能力をどのようにして身に着けるかを理解している人は少ないようです。この点を解説しましょう。まずリーダーシップの意味ですが、集団の統率力と言われています。この統率力はどうやって身に着ければいいのでしょうか。重要なことは他者に対する影響力を身に着けることです。影響力とは、例えば、リーダーが「右に行こうよ」と言ったときに多くの人が右に行くというようなことです。ある人の考えが多くの人に賛同を得るようになればリーダーシップがあるということになります。そのプロセスとして説得があります。よって説得力も必要となります。何か特別のことがあったときにリーダーシップを発揮すればいいわけではなく、普段からの信頼関係が重要になります。うそを言わず、誠実であることが重要です。特に重要なのはこのリーダーについていけば得をするということです。この得というのは、お金だけではなく、それより大切なこともたくさんあります。例えば、船が難破して無人島に上陸した場合などはお金より食料を見つける能力だったり、助かる方法を示すことだったりします。また会社で世間並の収入を得ていれば、もっと欲しいのは、お金よりプライドだったり、自己重要感だったりします。高収入を得ていてもプライドを傷つけられるような言動があったらそのリーダーについて行くことはないでしょう。そういうことが影響力ということです。そのようなリーダーシップ能力を身に着けるためには前述のように部下や後輩に得させるということになります。得をさせるということを勘違いしないでほしいのですが、個人の希望する価値観は多岐にわたります。例えば、部下が成長する、組織の結束力がある、経営が安定している、組織のイメージが良い、等々です。よって、普段から部下や後輩の立場に立って考え組織全体をどのようにしていくかを考えることが重要です。人間ですから絶対的に正しいリーダーはいません。お釈迦様、キリスト、だけではなく、総理大臣、大統領でさえも絶対的なリーダーでありません。集団の全員から支持されるというようなことはないのだと考えて行動していいと思います。行動して失敗したらその原因を考えやり直せばいいのです。ただし、相手の立場をよく考えて行動すべきでしょう。リーダー個人の得だけを考えていたら最初から失敗することはほぼ間違いないでしょう。