さくらニュース 21年 4月号 ユーモア

2021年4月5日 / さくらニュース

誰でもできるユーモアをビジネスに

筆者が講演や研修を受講するとき、講師が笑えることを言うとその話に興味を持ちよく聞こうとします。また、ビジネスでも日常の会話でも笑顔や冗談を交えた会話だと楽しいと感じ、無意識ですが相手に好感を持ちます。ですから、ユーモアを持っていた方が人間関係を良好にすることができると思うのです。多くの人は「PHP」という雑誌をご存知でしょう。松下幸之助氏が人々の繁栄・平和・幸福を啓発する運動のため創刊した雑誌です。この雑誌でも一年に2回程笑いや笑顔が特集されています。また、米国ではスピーチにユーモアが入ることが常識とされ、それが教養と思われています。日本も面白い話が雰囲気を良くすると思うのなら進んで自分の会話を面白くしたほうが良いのではないでしょうか。面白い話や態度は天性ではなく、努力で身に着きます。ただし、今までまったく生真面目で笑いを取ったことのないような人はちょっと自分の殻を破る努力は必要でしょう。

 

そういう真面目な人がどのようにユーモアある話し方をするか、ご紹介しましょう。まずは芸人やタレントの真似もいいのではないでしょうか。例えば自己紹介するときに、イケメンではない人の場合「ただいまご紹介いただいた福山雅治です」などと言ってみましょう。多くの人はその場の雰囲気でアドリブ的にユーモアを言うことが難しいと感じているかと思いますが、自己紹介時など決まったパターンのときは、事前に練ったネタを話すことは簡単だと思います。しかも同じような状況の時に何回も使えるので一生懸命考える価値があるというものです。筆者の場合は研修や講演の初めに「今回の話は真面目にした方がいいですか?面白おかしくした方がいいですか?どちらか挙手してください」と冒頭に言います。そうするとそれだけでも笑いが取れます。そして受講者は必ず、面白いほうがいいという声が圧倒的です。そこで「ちょっと小話を言うので反応を見させてください。それで笑いがとれれば面白く進めようと思います」と続け「小話 天国の話です。短いのでよく聞いて下さい。『あの世―!!』」これで大うけ間違いなしです。もうこれを数百回やったと思います。さらには名刺で自己紹介するときに筆者は「下田達雄と申します。下田は『ゲタ』とも読め、顔もどちらかというと四角なので『ゲタさん』と覚えていただいても結構です。」まずはこのような自己紹介パターンを作るのがお勧めです。