さくらニュース 20年 2月号 ツールでコミュニケーション

2020年5月7日 / さくらニュース

道具(ツール)でコミュニケーション

来店されるお客様や自分から訪問する際にもちょっとしたツールで楽しませ、親近感をつくる方法があります。特に元々の性格が奥手の人や若い人に向いていると思います。具体的な手法をご紹介しましょう。一つはウエルカムボードです。応接室や商談コーナー、ショールームのテーブルの上などにブックスタンドぐらいのボードを置きます。そこには「OO会社□◇様 ようこそお待ちしておりました。雨の中のご来訪心より歓迎いたします」こんなボードがあったらお客様はびっくりし喜ぶと思いませんか。アポがある訪問の場合、簡単なことだと思います。訪問する際のツールとしてはビックリ飴(薬の袋を真似たもの)のツールはいかがでしょうか。A4三つ折りサイズの封筒の半分ぐらいの中に飴を3つほど入れます。その袋の表に能書きのような文書を貼ります。その一例として各地域の方言を活用します。お金がたまるんだっ茶飴(用法1)日銀支店にお百度参りをするんだっちゃ(ただし巡査の職質がある(用法2)仙台四郎を毎日拝むんだっちゃ(用法3)お金を使いたくなったら飴をなめるんだっちゃそうすればお金を使うのをがまんできるんだっちゃ(用法4)お金はためてもいいがストレスはだめだっちゃ(処方)タカソクリニック。このようなノベルティー(販促品)を差し上げれば一気にお客様との心理的な距離が短くなること間違いなしです。いわゆる一流企業での活用は難しいかもしれませんが、中小企業では問題ないと思います。この薬を真似た方法の別な応用例として「媚薬(即効ほれ薬)飴」「チューしたくなる飴」「賄賂(ワイロ)飴」などがあります。別なツールとして電卓手品があります。電卓に1を入力しそれを相手に渡し、「続けて2345678と入力してください」と言います。電卓の表示は12435678ですね。その電卓を自分で受け取り相手に見せながら「トントントン」と言い少し振って見せると「あれ!81234567と8が一番先になってしまいました」とビックリさせます。このネタは事前に電卓に68888889(6と9の間に8を6個)入力。そこに+1と入力する。そうすると電卓の表示は1だけです。この状態で相手に電卓を渡して2345678と入力してもらう。この時の表示は12345678それを受け取って相手に分からないように「トントントン」と言いながら=か+のキーを親指で軽く押さえます。そうすると81234567となります。スマホではキー配列の関係でちょっとやりにくいので電卓を持っていた方が良いと思います。手品のようなものは相手がタネを聞きたくなるのでコミュニケーションがとりやすくなり、話題が盛り上がります。名刺サイズのカードにネタを書いたものを差し上げるとなおよいでしょう。