さくらニュース 17年 9月号 精神的にタフになろう
2017年9月12日 / さくらニュース
精神的に強くなるための考え方
いろいろな本・講演等を見聞きし、精神的な強さは、以下のようになるのではないかと思っています。
1.失敗にこだわらない:何かうまくいかなっかったときには、この方法ではうまくいかないことが学習できたと考え失敗で落ち込まないこと。
2.ネガティブな人と付き合わない:人はやはり他人の影響を受けてしまうものです。自分をプラス方向の影響に導く人とは付き合い、マイナス方向に影響する人とはできるだけ付き気合わないようにする。マイナスの人とは、使う言葉がネガティブな人、愚痴が多い人です。
3.自分を信じる:精神力の強い人には忍耐力がある。失敗しても疲れても面白くないと思っても諦めることはない。誰かに「絶対に無理だ」と言われても、それは他人の意見だと受け止めましょう。
4.謝罪を求めない:強い精神力の持ち主は、非を認めずに謝らない人のことも恨まずに許す。そうすれば物事が円滑に進むことを知っているからだ。過去の恨み事や感情に「寄生」する憎しみや怒りは、今の幸せや喜びを台無しにします。
5.自分を哀れまない:自分を哀れむことは、自らを現状に屈した無力な犠牲者だと決めつけるのと同じだ。精神力の強い人は、自分を哀れんだりしない。それは自分自身の力を放棄することを意味するからだ。
6.恨まない:他人を恨むことで生じる否定的な感情は、ストレス反応です。ストレスを抱え続けることは、健康に害を及ぼす。研究によれば、高血圧や心臓病にもつながる。精神的に強い人は、自らストレスを抱え込むようなことはしない。
7.人のことに介入しない:精神的に強い人は、他人を批判しない。人の能力はそれぞれに異なることを知っているからだ。自分を人と比較することは、制約を課すことだ。嫉妬することでエネルギーを浪費せず、人を理解することにそのエネルギーを使ってみよう。人の成功を祝福することは、あなたにとってもその人にとっても、プラスになる。
8.怠けない:カナダの医療機関、イースタン・オンタリオ・リサーチ・インスティテュートの研究結果によると、10週間にわたって週2回の運動を続けた人は、社会性、知能、運動能力の各項目に関する自己評価が上がったという。自分自身のボディイメージや、自尊感情も改善した。自信を高めるための努力を続けることは、精神的な強さを得ることにつながる。
9.悲観しない:ニュースを見れば、戦闘や攻撃、脆弱な経済、企業の破綻、環境災害など、世界は悪い方向に向かっていると思わせるようなことばかりだ。だが、精神的に強い人は、自分にはどうすることもできない事柄に心を捉われたりしない。