「2018年10月」の記事

さくらニュース 18年 9月号 問題から逃げない

2018年10月29日 / さくらニュース

問題から逃げない

このタイトルは筆者が人生の師とする尊敬するお寺の住職から教えられた言葉です。問題と闘わなくてもいいから問題の場に立っていなさい、と教えられたのは30歳くらいの時でした。たまたまその時代、自分が営業して成約したコピー機の調子が悪く紙詰まりが多発して、お客様からクレームがあり対応していました。その機械は社内的には問題の不調な機種でした。サービスマンは修理に何度も訪問していましたが、それでもなかなか調子よく動いてはくれませんでした。筆者は営業担当として最初に謝りに伺いましたが、何回も続いたので顧客から文句を言われるのにうんざりという逃げたい気持ちでいました。普通だったら他の営業活動にも時間的に支障をきたすので、呼ばれなければその顧客には訪問しないのですが、住職から教えられた「問題から逃げない」という言葉が心にありました。その言葉がなければその顧客に積極的には訪問しなかったでしょう。その言葉のお陰で、ある意味積極的に怒られに行きました。その結果、その顧客に訪問したサービスマンから「お宅の機械は調子悪いが営業マンの態度はさすがだ」と言われてきたと筆者に報告がありました。もし、筆者がそのクレームの顧客に積極的に訪問していなかったら、顧客はキャンセルするとか、筆者はもっと面倒くさい対応を迫られることになったと思います。何回もその顧客に訪問するなど時間がとられ効率的には足を引っ張られましたが、筆者の逃げない行動は正解だったと思います。

他の個人的な相談で行った消費生活センターでのことです。筆者にある業者との個人的契約トラブルがありました。
そのときの相談で次のような話がありました。 筆者が問題なく正しいと思いましたので、相談員の方に業者側とは裁判になっても構わないと伝えました。そうすると相談員の方は「そう言っていただくと当方(センター側)も強く出られるので対処しやすい」と言ってくれました。そこで相手側に「知人に弁護士がいるので相談したところそちら側が訴えるのであれば、受けて立ちます」と伝えました。その結果、問題なく筆者側に被害が及ぶことなく問題が解決しました。一般的に消費者は裁判と言われると躊躇することが多く、泣き寝入りしてしまうことが多いのだそうです。この件も問題から逃げない姿勢で解決することができたと思います。暴力団関係の組織などとのトラブルも、弱い一般人は逃げてしまい、払わなくてもいいお金を払うと次々と脅してくるとのことでした。そういうトラブルがあっても警察に相談し正面から問題解決の対応をすることで、相手側が面倒くさがって追いかけてこなくなると聞きます。ビジネスでもそういう反社会的な組織との問題解決は逃げない方がいいようです。