さくらニュース 21年 2月号 お金の哲学

2021年2月22日 / さくらニュース

お金についての考え方

 

多くの人がお金のことで悩んでいると思います。お金のことで一番多い悩みは、よりお金が欲しいということだと思います。企業ではなく個人のお金についての筆者の考え方をご紹介します。

お金を稼ぐのは良いことである。

まず、基本的に自由主義、資本主義社会の日本では、ウソをついたり、だましたりしなければ、お金を稼ぐのは良いことであるという認識をもつことが大事だと思います。そもそも、お金を稼ぐのは相手・お客様がその商品なりサービスが必要でお金を出してそれを買う訳ですから、良いことをしているのです。ですから、普通の能力を持っている人ならある程度のお金を稼ぐのが当たり前であり、その上税金を払うのですからお客様以外の社会にも貢献しているのです。より多くのお金を稼ぐのは多くの人の必要性を満たし、クオリティの高い商品を提供していることになります。

次にお金と幸福感のことです。

お金が欲しいと思っている人の多くはお金があれば幸福になれる、と思っているのではないでしょうか。しかしながら、多くのお金を持つことと幸福感は正比例しません。お金があるがために生活を壊してしまったり、財産相続を争続にしてしまってる家族もいます。むしろお金がなければ争いは起きないのです。ただし、お金があれば不幸を少なくすることができます。例えば、お金のかかる難病の治療が可能になったり、食べるに困るような生活は防げます。

お金について他人と比較しないこと。

他人と比較してしまうのはお金だけではありません。出世とか持ち物など他人と比較してしまうことが多いと思いますが、比較すると上には上があり、キリがありません。比較する気持ちが沸きあがったら、それは意味のないことだと言い聞かせ、その思いを消すことがいいと思います。ただし、夢見ることは重要なので、いつまでにOOO円稼ぐという目標はいいでしょう。それは他人との比較ではなく、自分で立てた目標について頑張ることなので①のお金を稼ぐのはいいことで重要なのです。

収入の範囲内で生活すること。

ほとんどの人はこのように思っているでしょう。しかし、借金までしてブランド物のバッグを買ってしまうとか、友人との付き合いで高級なお店に食べに行くなど見栄のためにお金を使うようなことはやめたほうがいいでしょう。持ち家のためにローンを組む場合でも、無理してぎりぎりの多額のローンを組むとその後の返済などで困る場合が多いようです。

以上のことは筆者の考え方なので、あくまで参考にしていただければ思います。